今の目標は”事業所得”1円を得ること
会社員は基本的に毎月の給料が保証され、正当な理由もなく解雇はされない安定的な地位ではありますが、それは決して、絶対的なものではありません。
給与所得の一本足打法は危険
まず所得とは、「収入」-「経費」のことです。
所得にはいくつかの分類があり、普通の会社員やアルバイトの給料として得られる所得は給与所得、銀行預金等の利子は利子所得、株式等の配当金は配当所得に分類されます。
その他にも所得の分類がありますが、このあたりが一般的で、大多数の人は給与所得に依存しています。
もちろん私もその中の一人であり、主な収入源は会社から支給される給与です。
株式投資によって、わずかながらの配当所得はありますが、給与所得無しに生活は成り立ちません。
私と同じように、自分の収入源が給与所得だけに大きく依存している状態は非常に危険です。まさに会社に首根っこを捕まれている状態です。
日本の場合は、問答無用で直ちに解雇されることは中々無いですが、昨今では誰もが知る大企業でも早期退職者を募集しており、表向きは希望退職者募集と謳っていますが、事実上の肩叩きが始まっているのではないかと思います。
また、退職とまではいかなくとも、会社の事業整理や、支店の統廃合等に伴い、望まない仕事に配置転換させられたり、会社都合での転勤によって、家族と離れて暮らさざるを得なくなるというリスクが常にあります。
私の会社でも近年は、事業縮小や組織再編等が多く、結果として、自分の所属部署が消滅し、行き場を失う社員が大勢います。
そういった人たちは会社内の別部署への配置替え(居住地変更)や、関連会社への派遣等で望まない仕事、生活を余儀なくされています。
私は半年間という短期間の派遣で済んだので幸運な方ですが、子供が生まれてすぐに辞令を受けた為、軽く怒りに震えました(笑)
生後半年という貴重な時期を私は子供と一緒に過ごすことが出来なかったわけです。
とか言ってた上司が、数日後には、
なんて言っちゃってるわけです。その時になって
と、選挙後の敗戦の弁ように語ってみても何も解決はしません。会社はそんな個人の事情には一切配慮なんてしませんし、全ては会社の都合が最優先されることは言うまでもありません。
悲しいですが、これが現実です。
ちなみに、私が飛ばされたのは昨年の話ですが、今年も私と同じように子供が生まれたばかりの人がとりあえず1年間ということで、飛ばされました。1年間で戻って来ることが出来ればまだ良いですが…。
必要なのは事業所得
事業所得とはその名の通り、自分の「事業」から得られる所得のことです。
事業といっても、起業して会社を興すとか大それたものではなく、会社員の副業でも所得の分類上は事業所得となります。副業も立派な事業というわけですね。
これは会社員の給与とは異なり、源泉徴収がされないので、副業で収益を上げた場合は確定申告が必要です。
…と、今回はそんなことを言いたいのではなく、とにかく事業所得が欲しい!!
会社からの給与以外の収入を確立して、会社への依存度を減らしたい!
現在の給与、配当所得に加えて、新たに事業所得を作り、育てていくことで将来への不安を減らしていきたい。切実な思いです。。
目指すのは収入の複線化です。
1)給与所得 (会社で働くことで得る給料)
2)配当所得 (株式、債券、投資信託等からの配当金)
3)事業所得 (副業等の個人事業からの所得)
この3つの収入源を確保出来れば、どれか一つがコケても、何とかなるというということで、気持ちが少し軽くなるんじゃないかと期待しています。
実際に達成してみないと、どういう気持ちになるかはわかりませんが、とにかくまずは人生で初めての”事業所得 1円”を得てみたい。
それが出来たら、今の閉塞感に押し潰されそうな自分が何か光明を見出せるきっかけになるのではないかと思っています。