私は出来れば仕事なんてしたくないと思っています。仕事以外にしたいことは山程有り、よくある「宝くじが当たったら仕事を辞めるか」という問いに対しては辞めると即答するタイプです(笑)
多くの人はお金の為にやりたくない事をしている
世の中にはこう思いながらも仕事をしている人がたくさんいると思います。というか、ほとんどの人がそうだと思いますし、私もその一人です。
でも最近は自分が歳を取ったせいもあり、このままやりたくないことを続けているうちに、ただ時間が過ぎていくことに、言い知れぬ不安を感じるようになりました。
冷静に考えると、今のままの生活では、自分が自由に出来る時間は限られているのです。
若い頃は仕事が終わらなければ、ノーペイで残業や休日に仕事をしてでも終わらせようと頑張っていましたが、今は同じことを出来る気がしません(笑)
少なくとも、給料という見返り無しに会社の仕事をする事は出来ないと思います。
若い時よりも自分の時間に対する感度が高まり、残された時間を意識するようになりました。やりたいことは山のようにあるのに、それを出来ないもどかしさ。
一方で、やりたくない仕事には、身支度、通勤、昼休み等も含めると12時間近くを費やしています。6時間は寝ていると考えると、実働時間の75%はやりたくないことをしているという現実…。
残りの6時間も食事、家事等、主に生活を維持する為の活動に費やしており、どうしても仕事を中心とした生活設計、時間の使い方になり、ゆっくりと時間をかけて自分がやりたい事に集中する事は出来ません。
とはいえ、お金が無ければ生きていけない以上、やりたくない仕事でもやらないという選択肢はありません。毎日、大半の時間を仕事に費やし、生きる為に仕事をし、仕事をする為に生きています。
もちろん、そんな環境の中でも自分のやりたい事を着実に実現し、前に進み続ける意志力の強い人もいるでしょう。
私も昔は出来ると思ってました。昔は。。
でも最近は自分にはそんな気概は無い事に気づいてしまいました。
やりたくないことを目一杯やりながら、残されたわずかな時間で、自分の余暇を充実させる。それを明日への活力にまたやりたくない仕事を頑張る。
これをいつまで続ければ良いのか…、60歳?65歳?いや、むしろ人生100年時代と言われる昨今において、そんなに早くリタイア生活に入れる人は一握りなのかもしれません。
やりたくないことをしない為にはお金が必要
資本主義社会においては「お金無くして自由無し」これが全てであり、「やりたくないことをしなくていい自由」を得る為には、お金が必要です。
自由が欲しければ、お金が必要であり、お金を得る為に皆働いています。
ただ漠然と働き、生活をしていくだけでは、働いて得たお金を日々の生活を維持していく為に使ってしまい、自由になる為の蓄えに出来る額はごく僅かです。
お金が無ければ、いつまでもやりたくないことを続けていく人生から抜け出す事は出来ないのです。
そう考えると、お金をいかに稼ぎ、出来るだけ節約しつつも、満足度の高い使い方をしながら、最大限貯めていけるかが非常に重要な事だとわかります。
少しでも早く、やりたくないことをしなくて良い人生に出来るように日々を過ごしていきたいですね。