普段、サラリーマンとして毎日仕事をしていると、仕事(労働)をする為に生きているのか、生きる為(生きていくのに必要なお金を得る為)に働いているのかわからなくなる時があります。
生きるために働く?働くために生きる?
働いているという事実は変わらないけど、働くために生きていると考えるてしまうと、途端に人生は絶望感に覆われてしまいますね。
もちろん、よっぽどの仕事好きでない限りは、後者である事が正常です。
でも実際は「働くために生きる」の毎日になってはいないでしょうか。
平日は会社と家を往復するだけの毎日。
仕事で疲れ果て、家に帰っては寝るだけ。
せっかくの土日も平日の仕事の疲れから回復する為に時間を費やし、特に趣味もなく時に流されるがままに生きている。
下手をすれば平日に終わらなかった仕事を持ち帰り、家で消化したり。。
そんな人(って、私やん!)は実質的には「働くために生きている」と言えるのではないでしょうか。
いわゆる普通のサラリーマンであれば、8時-17時、昼休憩の1時間、通勤に少なく考えても往復1時間とすれば、10時間は拘束されています。
これは最低限の時間であり、実際には仕事前の準備・身支度等含めれば、定時退社としても12時間近くは労働による拘束時間ですよね。
更にそんな中でも毎日の生活を維持する為に、必要最低限の家事はこなす必要があります。
食事の準備・片付け、洗濯、掃除等。
これらを全くしないで、まともな生活を維持する事は出来ません。
すなわち、生きる為に労働に勤しみ、そんな毎日を維持する為の家事をこなす。
これでは仕事の日に仕事以外の活動をすることは困難です。
「働く為に生きる」を回避するには
そんな「働く為に生きる」状態になることを回避する為には、最低でも次の条件が必要だと思います。
定時退社する
1日の勤務時間を8時間とすると、前述した通り、少なくとも10時間は会社に拘束されている時間になります。
更に残業するとなると、自分、家族の為に使える時間は更に少なくなってしまいます。
平日も仕事、家事以外の何かに取り組む
これは欠かせません。
義務的に行う活動以外の何か、能動的に取り組みたいと思える活動がないと、日々生きる為の労働に勤しむだけでは自分を支えられません。
かくいう私は仕事、家事で手一杯ですが。。
自由な時間を捻出したくても仕事、家事の時間を減らす事出来ない場合は、睡眠時間を削るしかありません。
ですが、歳を重ねた中年男性にとって、睡眠時間を過度に削ることは命取りになりかねませんので今は睡眠第一です。
自分自身の日々の生活を考えると、仕事がある平日は仕事と家事しかしてないなと思っていて、まさにこれが「働く為に生きている」状態なのだと痛感しています。
まずは日々の楽しみを見つけることから
仕事の日は最低でも1日8時間という労働時間が会社との労働契約によって、定められている為、どんなに工夫をしてもこの時間を削ることは出来ません。
出来ることは、身支度・通勤等仕事に関係する時間を出来るだけ減らし、自由な時間を少しでも増やすこと。
そして、その自由な時間を自分が楽しみにしている活動の時間に充て、充実させること。
これ以外に「働く為に生きる」状態を回避する手段はありません!
私はまず手始めに、日々の楽しみを見つける事から始めていきたいと思います。