おススメ 事・物

フリアアプリ活用のススメ

遅ればせながら、昨年からフリマアプリを利用して、主に不要品の売却を始めました。以前から使っていない物を売りたいと考えていて、フリアアプリを利用したいと考えていたのですが、「発送とかなんだか面倒くさそう」と、二の足を踏んでいました。

が、いざ使ってみると、その手軽さと便利なシステムに感銘を受けました。これはまさにC to Cビジネスの革命ではないかと。。(何を今さら・・・笑)

今さら感が半端無いですが、ご紹介していきたいと思います。私と同じように興味はあるけど、二の足を踏んでいるという方は、思ったより簡単なので、是非始めてみて欲しいです。

因みに、私はメルカリとラクマを併用しているのですが、以下記事中は、利用頻度の高さから、フリマアプリではなく、メルカリを呼称として使用します。

不要品を手軽に売れるので断捨離に最適

昨今の断捨離ブームで、不要品を手放したいという方は多いと思います。手放すにしても、ただ捨てるのはもったいない、少しでもお金になれば、という方にメルカリは強い味方となります。

物を売るなら店頭営業のリユースショップもありますが、リユースショップでは、自分がこれくらいかなと想定していた価格で売れることは、まず無いと思っています。

以前、バックや洋服等、複数商品を持ち込みましたが、二束三文にしかなりませんでした。

一応、見積り額を聞いた後で、売るのを辞めることも出来るのですが、何となく「やっぱ辞めます」とは言いにくかったり、わざわざ店頭に行ったのに、そのまま帰ってくるのも嫌だということで、自分が納得していない値段でも、諦めて売ってしまいがちです。

その点、メルカリは、わざわざ店頭に足を運ぶ必要は無いし、納得出来ない価格での売買を余儀なくされることもありません。

ネット関連で言えば、オークションサイトもありますが、それらと比べて、メルカリ最大の利点は売値を自分で決められることです。

もちろん、決めた価格で売れなければ意味は無いのですが、売れなかった場合は、さらに値下げして売るか、売ること自体を止めてしまうかを自由に選択することが出来ます。リユースショップでも査定価格に納得出来なければ、売らなければ良い話ですが、一度査定した手前、売らないとはなかなか言いづらいですし、店頭まで持っていった手間を考えると惜しいことになります。

また、メルカリでは商品が売れない限り、手数料は かかりませんので、売れるか、売れないかは深く考えずにとりあえず出品してしまえば良いのです。

新品の商品も一般の市場より安く買える

メルカリでは、新品で未使用の商品も多数出品されており、ほぼ確実に、普通の店で買うよりも安く購入できます。(購入者の心理からすると、店と同じ価格だと個人から買うよりも店で買う為)ただ、ほとんどの商品は個人保管の為、そのあたりが気になる方はお店で買った方が良いですが、半額以下で買えたりもするので、断然お得だと思います。

自分のお金の無駄遣いに気づく機会になる

これは私が実際にメルカリを使ってみて、感じた事なのですが、不要品を出品するという行為を通じて、今まで、いかに自分にとって不必要な物を深く考えずに購入していたかということを思い知らされました。

買う時には必要だと思って買っていたであろうものをメルカリでいざ出品するとなると、そのほとんどが未使用か、1,2度使用しただけのものでした。

私の場合は極端な例かもしれませんが、数ある自分の持ち物の中から不要品を選択して、出品するという行為を通じて、過去の自分の購買行動を振り返る良い機会になります。結果、その後不要品を買ってしまうことは確実に減ります。

私自身、今では物を買う前に、それを欲しいという、その一時の感情に流されないように「それは将来にわたって、本当に自分に必要な物か」を自分に問いかける習慣が身に付き、不要な物を買ってしまうことが無くなりました。

誰でも手軽に24時間営業の個人商店をネット上にオープン出来る

メルカリやラクマ等のフリマアプリで出品するということは、24時間営業のショップを個人でネット上に出店しているということです。しかも商品が売れない限り、手数料はかかりませんから、ノーリスク、ノーコストで。また、ネット上ではありますが、客は全国にいて、商圏は無限に広がります。これって凄いことだと思いませんか?

実店舗の場合は、出店するだけで多額のコストが掛かります。店舗の賃貸料、設備投資費、商業ビルのテナントに入る場合には、運営会社へのテナント料等も発生します。

昔は、そんな多大なコストを払って、ハイリスクで実店舗を運営するしかなかったものが、インターネット時代の到来によって、個人でもネットショップを運営できるようになりましたが、これまでネットショップを運営するにはそれなりの知識、スキルが必要でした。

それがフリマアプリの登場によって、何のスキルも持たない、一般の個人にまで一気にネットショップ運営の裾野が広がったことは、とても画期的なことだと思っています。

出品を通じて、小売業のノウハウを身に付けることが出来る

実際にメルカリで商品を出品していると、売れる商品は比較的すぐに売れますが、売れない商品はいつまで経っても売れません。

これは、当たり前の事ですが、いくら商品を出品しても、それを欲しい人がいなければ、売れません。また、メルカリでは売れやすい商品カテゴリと売れにくい商品カテゴリがあります。これは、別記事で記述したいと思いますが、出品という実体験を通じて、売れる商品と売れない商品を判別出来るようになります。

そして、売れないものには、売れない理由があります。それが自分なりにわかるようになれば、少しでも売れるように改善の方策を考えたり、商品自体に売れない理由があるのなら、そもそもの商品選びから変えようと考えるようになります。

また、価格を自由に設定出来るが故の難しさもあります。自分が売りたいと思う高値に設定することも出来ますが、それがメルカリでの市場価格より著しく高ければ、まず売れません。

実際に価格設定する際には、まず類似商品のメルカリでの実勢価格を確認して、それに近い価格で売る必要があります。その中で、少しでも高い価格で売れるように、商品が少しでも魅力的に見えるような写真を掲載したり、商品の紹介文を工夫したりします。そうやって実際に商品を売る行為を通じて、小売業に必要な様々なノウハウを得ることができ、商品が売れれば、売上金という実益もあり、まさに一石二丁となります。

何より、売れたら、なんだか嬉しい。。

いろいろ書きましたが、何より、出品した物が売れるとなんだか嬉しくなります。自分が不要だと思っていた物でも、誰かにとっては必要な物で、自分が買った事を後悔していた物でも誰かの役に立てたと思えば、少し救われた気持ちになります(笑)

まとめ

以下、まとめます。

・不用品を手軽に売れるので断捨離に最適
・新品の商品も一般の市場より安く買える
・自分のお金の無駄遣いに気づく機会になる
・誰でも手軽に24時間営業の個人商店をネット上にオープン出来る
・出品を通じて、小売り業のノウハウを身に付ける事が出来る
・何より、売れたら、何だか嬉しい。。

「出品しても売れない」ということも多く、その時はモヤモヤした気持ちになりますが、売れると得られる事は多いので、気軽にやってみてください。

ご拝読ありがとうございました!